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長くなるので、読みたい人だけドゾー
キラたちの戦いの目的は、一応戦いを止めようとらしいです。
その為に、己のかつての友たち*1と刃を交える事になっても辞さない*2らしいです。
で、ふと思い出したこと。
ターンAガンダムの主人公、ロランは月の人間ですが、地球で暮らし、地球の友人も沢山出来ました。
そして彼は、地球と月の戦争の際、当初は地球軍側*3として参加します。
しかし、ミリシャに所属しながら、彼は何とかして両者を和解させようと奔走するわけですよ。
その時の彼の台詞。
「僕は2年前に月から来ました。けど、月の人と戦います。だけども、地球の人とも戦います。
人の命を大事にしない人とは、僕は誰とでも戦いますッ!」
それまでの、ロランの築いてきたものとその行動、そして描かれてきた彼の生き方から、この台詞はかなりズガーンと来ます。
デス種のキラたちにはそれがないんですよね。
なんと言うか、言ってることや行動が薄っぺらい。
ラクスにだって、プラントの友達や知人がいたでしょう。
しかし、レクイエムによってプラントが破壊されたときの反応は、テレビで痛ましい事件をみたときの、あくまで「他人」の反応でした。
その辺がどうもねぇ。
だからこそ、ミーアが死んだときなどの反応がうそ臭くなる。
それこそ意識して、「怒れる指導者」の演技をしていた議長の様に。
たとえフィクションの人物だとしても、いやだからこそ、キャラとしての厚みっていうのは重要なんじゃないかな、と。そう考えてみたり