元々私は、カフェオレやコーヒー牛乳はともかく、普通のコーヒーが飲めなかった。

けど、彼女と付き合うようになって、カフェオレではかっこつかないと思い、無理をしてコーヒーを飲むようにした。

無論、いかにも普段からコーヒーをのみなれているような顔をして。



だが、もう彼女はいない。

私がまだコーヒーに慣れる前に、分かれたから。

それでも私は、いやだからこそ、意地になってコーヒーをのみ続けた。



最初は飲み込むことすら苦労していたが、今ではブラックはまだ無理だが、普通に外出先で頼んで飲むほどだ。

今でも、コーヒーを頼む時は、そんな彼女とのほろ苦い一時を思い出さずにはいられない。




  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

           O 。

                 , ─ヽ

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__ __ __ _   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
_ __ __ __ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
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_ _  从.从从   \__ ̄ ̄⊂ 丿/
__ 从人人从.   /\__/::::::
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────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =



ごめん、外出先でコーヒー飲んでたら突発的に浮んだんだ(汗